癖のあるコード、全然解決してくれないコードの着地、気持ち悪くて最高なメロディ。そして全体的に暖かいサウンド。きっとどんなに忙しくてもこのアルバムを聴いている間だけは時間を忘れていられると思う、そんなアルバムです。タイトル"Windowstill"は"窓辺"という意味でアルバムを通して、その窓辺から見える世界、風景(そしてそれは彼の理想)を歌っているんじゃないだろうか。M1のタイトルが"平等"であるようにきっとその世界は平和で居心地の良い場所なのかもしれない。 中でも僕のお気に入りはM5"Le paradis du cuir"とM8"White Lines"。